毎年、世界三大荒行に数えられる程の厳しいものと言われている百日間のご修行を終えられたばかりの僧侶の方々をお招きし、ご参詣の皆様に、水行の後、加持祈祷を行います。
ご家族の無病息災、当病、平癒、良縁、受験、安産、厄除け、商売繁盛などのご祈願も受け付けております。また当日は、檀信徒の皆様からお預かりし、読経、祈願された「大黒様」も顕行の後、お返ししています。

日蓮宗の宗祖である日蓮聖人が亡くなられた十月十三日に前後して行われる法要を「お会式」といい日蓮聖人のご威徳を偲び、感謝報恩の気持ちを込めて営まれる大事な法要です。当山では十一月八日に行っており、檀信徒の皆様ご一緒に、報恩感謝の気持ちと共にお経やお題目『南無妙法蓮華経』を唱え改めて大聖人の教えに感謝するための行事です。

お彼岸は、春と秋の七日間、私達が普段生活する迷いや苦しみの世界（此岸）から安らかな悟りの世界（彼岸）へと渡るために、毎日の生活の中の悪いところを反省して変えていこうと努力し、自分を生み・護り・育ててくれたご先祖様に感謝の気持ちを持ってご恩返しのご供養をささげる一週間です。
当山では三月・九月とも、お中日に彼岸会合同先祖法要を行い、皆様のご先祖様にご供養を捧げます。

常にご回向が届かない、また様々な理由により直接的にご供養を受け取れない有縁・無縁・水子のご先祖様、土地宿業の霊、畜類の霊等に対してご供養する、有縁・無縁・水子供養会を行っています。

施餓鬼は貪り苦しむ餓鬼に対し飲食を施し、供養することですが、餓鬼だけでなく、先祖代々や広く無縁の諸精霊を供養することで、自分の命はすべての生命と繋がっていることを自覚し、自らの欲や貧りを反省する大切な法要です。
当山施餓鬼会では、たくさんの僧侶の方々にお勤め頂き、本年「初盆」をむかえられる霊位。また各檀信徒のご先祖様や、ご縁のある精霊様にご供養の法要を致します。また、大谷寺霊園内、納骨堂『霊山廟』に納骨されている霊位に、年に一回の「合同追善供養」も併せて行います。このお盆の機会にご家族お揃いでご参拝頂き、亡くなられた御先祖様に、直接お焼香を手向けご供養下さい。

星祭りとは、私たちの性別、年齢によって九種類の星の中から一人一人の星回りが決まり、毎年の運気はつねに変化しています。その一年ごとに巡ってくる運命を左右する星を供養し、個人の一年間の幸福を祈り、災いを除くお祭りです。星回りが良い方は、よりよい年であるように、また星回りが悪い方は無事に暮らせるように、ご祈祷により一人一人のお守り『星祭守』をお作りし、ご祈願いたします。 新しい年が気持ちよく迎える事ができますようにご家族皆さまでお参り下さい。